東京ホタル会議会の成り立ち~現在の活動
・東京ホタル会議の成り立ち
東京ホタル会議が設立された経緯は、1989年の五日市町(現あきるの市)の保全が始まりです。
1994年からは、年に一度多摩地域持ち回りで、「ホタルサミット」を開催しました。
1997年には、「ホタルについてのアンケート」を実施、青梅市成木地区、多摩ニュータウン、文京区から約100名の方からアンケートを集めました。
2000年9月に横沢入の宅地開発が中止され当初の目標は達成されました。
しかし、ゲンジボタルの関東型・関西型の違いが認識され他地域からの移植や遺伝子の違いが問題視され始めたことをきっかけに、ホタルバンク構想を軸とした種ボタルの確保、野外での再生を次の目標として活動が続けられて来ました。
2018年度からは活動目標である「東京にホタルを再び!ホタルと共存できる都市環境づくり」をより具体的に進めていくため、「ホタルバンク構想の実現」を掲げることとなりました。
・2018年度
「講習会」を開催し、ゲンジボタルの保全活動に関わる方々をゲストとしてお招きして、その経験や実例をお話して頂きました。
・2019年度
講習会参加者の方々へホタルの幼虫をお渡しし、実際に飼育していただきながらホタル幼虫の生育経過、飼育方法の課題点や改善点、飼育方法のマニュアル化等を話し合いました。
・2020年度
「新型コロナ」によって、講習会は開催出来ておりません。事態の収束を待ちながら、運営委員内で、今後の活動方針について話し合いを進めております。
・2021年度
福生第七小学校へのヘイケボタルの提供、ホタルの定着を図る活動への助言をおこないました。
(福生第七小学校のエコスクールの活動は、第18回ふれあい感謝状21で優良賞に選ばれました)
・2022年度
ホタル飼育講習会や福生第七小学校での運営委員会により、ホタルに関係する他団体
との交流を増やすことができました。
また、ホタルテキストの制作や、DVD貸出に関する方針も決定しました。
・2023年度
ホタル飼育講習会を講師2名に分かれて実施しました。板橋方式では飼育装置を利用した累代飼育の方法を3回に分けて講習を行いました。長瀬方式では簡易的な飼育方法についてゲスト講師による事例紹介等を交えて講習を行いました。
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